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Talk about the commodity market
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2007.07.12

第6回・「相場を研究する会」の開催のお知らせ

7月26日(水曜日)、午後6時20分から、日本橋公会堂にて、「相場を研究する会」の第6回目を開催します。費用は、会場費などを割り勘とし、一人当たり2000円を予定しています。ふるってご参加ください。なお日本橋公会堂の場所は、中央区日本橋蛎殻町1-31-1です。なお当日も参加自由ですが、出席ご希望のかたは、できれば、事前にメールにてご連絡ください。参加資格等は特にありませんので、業界関係者は、御気軽にお寄りください。

2006.03.17
【疑問に思っている事】
原油に原油税がかかり、精製する段階で精製税がかかり、ガソリンになるとガソリン税がかかり、車に入れる時に消費税がかかること。

現在のガソリンにかかる税金は56.055円/Lで、その内訳は、

●原油関税:0.215円/L
●石油税:2.04円/L
●揮発油税:48.6円/L
●地方道路税:5.2円/L

ガソリンには、「揮発油税」と「地方道路税」があり、それぞれ1リットルあたり、揮発油税48円60銭、地方道路税5円20銭、合計53円80銭。この他に上記のとおり、石油税と石油関税が課せられる。

そして、実際にガソリンスタンドでガソリンを入れた際に、更に、更に、消費税の5%が課税される。こうなると二重税、三重税どころの騒ぎではなく、泥棒の世界。

スタンドで今、ガソリン50Lを入れると…
石油税…10.75円=11円
石油関税…102円
揮発油税…2430円
地方道路税…260円
合計2803円。
これに対する消費税140.15円。
更に合計して2943円。

今、ガソリン価格はリッター130円。50リッターで6500円。
原油の高騰によるガソリン価格の上昇により、税の全体に占める比率は下がってはいるものの、それでもほぼ半分は税金。こんなんで、いいの?犯罪なのでは?


2005.11.14

第5回・「相場を研究する会」の開催のお知らせ

来る、11月21日(月曜日)、午後6時30分から、日本橋公会堂にて、「相場を研究する会」の第5回目を開催します。費用は、会場費などを割り勘とし、一人当たり1000円前後を予定しています。ふるってご参加ください。なお日本橋公会堂の場所は、中央区日本橋蛎殻町1-31-1です。なお当日も参加自由ですが、出席ご希望のかたは、できれば、事前にメールにてご連絡ください。参加資格等は特にありませんので、業界関係者は、御気軽にお寄りください。

2005.09.08

明治物産主催「経済講演会=相場研究会」

『すぐに役立つ相場研究会in新潟』。入場無料。詳しくはこちら、明治物産のホームページからご覧ください。

2005.09.01

第4回・「相場を研究する会」の開催のお知らせ

来る、9月30日(金曜日)、午後6時10分から、日本橋公会堂にて、「相場を研究する会」の第3回目を開催します。費用は、会場費などを割り勘とし、一人当たり1000〜1500円を予定しています。ふるってご参加ください。なお日本橋公会堂の場所は、中央区日本橋蛎殻町1-31-1です。なお当日も参加自由ですが、出席ご希望のかたは、できれば、事前にメールにてご連絡ください。

2005.07.24
【コモディ・コラム】●人民元の切り上げ

あまりに外圧がきつかったのだろう、中国は人民元の切り上げを発表、これを受け、21日のNY外為市場では円が前日終値より2.53円もの大幅円高・ドル安となり、一時109.85円をつけた。ところが、翌22日には、その動きを修正するかのように、今度は逆に1.01円の円安に振れ、実質的には1.5円ほどの円高にとどまった格好である。これは、なんの前触れもなく、あまりに唐突に人民元の切り上げをするという、このニュースにマーケットが過剰反応を示したことを物語っている。実際、2%だけの切り上げなのである。円がまだ固定相場制のころ、円は1ドル360円だったが、これがフローテイング制に移行した途端、一気に200円台に突入していったことを考えれば、2%の切り上げは、ただ、外交上の儀礼に過ぎないとも受け止められるわけである。先の円で見れば、360円が353円になったのに過ぎないのだから。マーケットでは、この先も段階的に切り上げをしてゆくだろうと受け止めているが、そのあたりについては、どうも不透明だ。次も2%だけにとどまるのであれば、市場は逆に、肩透かしになるのかもしれない。ただ原油などの産業素材の輸入需要がますます拡大している中、中国側にしては、切り上げも大きなメリットになるはずであり、今後は、ほどよい水準を模索する状況にと移行する局面に入ってきていることは確かなのであろう。

(※)コモデイニュースの7/25号のサンプル希望の方は、「サンプル希望」と明記の上、こちらまでメールください。
   情報配信は7/26(火曜日)になります。

2005.07.12

第3回・「相場研究会」

先週末の8日に予定どおり、八重洲ホールにて開催、全部で15人前後、参加いただきました。今回は、相場観や業界の行方など、ご出席の方々全員で話し合うことができ、たいへん有意義でした。ありがとうございました。次回はまだ未定ですが、会場は、日本橋公会堂を予定しています。

2005.07.12
【コモディ・コラム】●有事の金買いにならず

ちょうどサミットが開催されていたタイミングでロンドンにおいて爆弾テロが発生、多数の死傷者が出た。先進国は、こぞって、テロに屈しないとのコメントを出したが、それは勝者の理屈だ。そもそも、いわれなき殺戮をされたほうは、まだ戦争が続いているわけであり、仕掛けている側からすれば、それは戦争なのである。ただ、先進国と違うのは、また国家と違うのは、ロケットやミサイルというちゃんとした武器ではないというだけの話しであり、弱者が仕掛けた戦争であることに違いはない。仕掛けられたほうがテロだと一蹴するのであれば、理由なきイラク戦争なども、大規模なテロだといえなくもない。だから、テロをされたほうは、テロでやり返しているという理屈なのであろう。真面目に生きてきて、親兄弟が殺されれば、報復をしたくなるのが人情である。さて、今回のロンドンでの爆破事件により、国際商品は、原油以下、金を含めてほとんどの銘柄が下落した。本来、金などは有事の金買いで上昇して然るべきであり、原油やその他の国際商品にとっても、どちらかといえば上げ材料である。にもかかわらず、逆に景気後退懸念ということで売られたのである。一般的なシナリオどおりに商品相場が動かなかったというのは、事件発生にかかわらず、最近の上昇により、(必然的な)上値修正の時期に来ていたということではないかと見られる。

 2005.07.04

第3回・「相場を研究する会」の開催のお知らせ

来る、7月8日(金曜日)、午後6時30分から、八重洲ホールにて、「相場を研究する会」の第3回目を開催します。費用は、前回と同様、割り勘にて、2000円前後となる予定です。八重洲ホールの場所は、こちらを参考にしてください。会場は、同ホールの411号室で、広々とした十分なスペースががあります。都心部以外からこられるかたにとっても、東京駅まで3分の好アクセスです。今回は、高値波乱をしている石油相場について討論したり、天候相場期に入ってきた穀物相場について、今後の見通しなどについて、皆さんで討議したいと思います。この場が、業界によって、情報発信の最前線となるよう、皆様のお力添えをいただきながら、盛り上がる方向にむかえたら…と、そんなふうに考えています。今回は、席が決まっていないので、自由に席を交換しながら、さまざまな方との情報交換などもできれば…と思っています。

2005.07.03
【コモディ・コラム】●原油高=他商品の流れへと変化

この週末、NY市場では原油価格が再び上昇、陽転に向かった。6/30日までの3続落によって、天井を打ったのではないかとの見方が一部では唱えられていたが、大方が予想していたとおり、天井感はまだなく、再び史上最高値の更新にむかって上昇する動きとなることが予想される。しかし、この原油高に他商品が追随しない状況が多くなってきている。このため原油高にもかかわらず、CRB国際商品指数は高値一服の状態のままである。典型的なのが非鉄である。アルミの暴落に続き、ここにきてニッケルも暴落の状況にある。これは、原油高によって、それが世界的な規模で景気が後退し、需要の減退が懸念されるということが背景。つまり、経済にとって、原油高というのは、マイナスの効果になるということであり、商品市場にとっては、原油高によるインフレ懸念より以上に、景気後退がインパクトが強いという証左でもあるのだろう。従って、昨年までは単純に、原油高=他商品高というシナリオだけを考えておけばよかったわけだが、近年は、そう事は短絡的には進まないことを考慮すべきだ。なお原油高による景気への悪影響の臨界点だが、既に、その域には達しているものと見られる。だから、原油高により、自身の需要の落ち込みも、これからはもたらされる可能性が高いということだ。しかしながら、足元は消費よりも供給の限界が価格の高騰を急にさせていることは明白だ。

2005.06.24
【コモディ・コラム】●国債買うなら商品買え

妙に面白いサイトがある。その名もズバリ、「リアルタイム財務赤字カウンタ」。http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html。このサイトでは、ただただ、日本の債務残高や国債残高を数値で示しているだけのサイトである。しかし、その増え方・スピードが速い。見ているうちに、みるみる金額が増えて行くのである。しかも、その増え方は、日本がものすごいスピードで沈没しているのですよ…と語りかけてくるようでもある。ちなみに、6月24日午後22時20分現在の日本全体の債務残高は996兆8792億13859万円。国民一人当り797万5034円である。また国債残高は569兆7421億3328万円である。同じく国民一人当たりでは455万7937円。2004年度日本の国家予算が年間75兆円であることからすると、国家予算の7年半分である。また同じく2005年度の国家予算のうち税収が40兆円で残り35兆円が赤字国債。最近問題視されているのは、1998年小渕内閣の時代に赤字国債を140兆円以上発行しており、その償還日が近づきつつある点。仮に、税収が増えて借金を今以上に返す見込みが出なければその140兆円分の国債を、新規国債で償還しなければならない。140兆円の新規国債を発行した場合、国債暴落による超ハイパーインフレや大増税による歳入確保の動きなどが予想されている。こんな状況なのに、国債を進めるやつがいる。そんなバカな!!! 事実、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはすでに主要国で最低ランクにしていた日本の長期国債の格付けを、2段階引き下げ「A2」にしている。「A2」への引き下げで、「A1」のチリやアフリカのボツワナなど新興市場国や途上国をも下回っていることになる。更にかのグリーンスパンFRB議長ですら、「なぜ日本人が国債を買うのか理解に苦しむ。破綻寸前の国家の債券をどうして買えるのか?しかもその国債の金利は1%にも満たないのに」…と申しておるのだ。更に加えると、この日本の国債の評価ランク「A2」だが、「シングルA」と呼ばれる3ランクの中位にあたる。「A2」になった主要国は過去に例がない。こんなものを買わないで、「金地金」を買ったほうが、よっぽど賢い、こんなものを買わないで、「商品相場」をしたほうが、よっぽど健康に良い…というシナリオで臨んだ今回のTOCOMスクエアでの公開放送だったが、あまりにも時間が足りない…ううう…少し残念なところも。ところでキャスターの小原さんは、写真以上に実物はもっと美人でした。
http://blog.radionikkei.jp/trend/index.php

2005.06.19
【コモディ・コラム】●中国が再び眠りから覚める

国際商品市場では、いよいよ再び上昇高の様相が濃くなってきた。しかも、この週末は、2つの銘柄が史上最高値をつけた。原油と銅である。どちらも非常に重要な経済素材商品である。原油は60ドルに達するのは時間の問題という感じであり、銅はLME市場で3400ドルを突破する暴騰である。勿論、商品ごとに上げている背景には若干の違いはあるが、共通した材料がある。その一つとして、最近まで鳴りを潜めていた中国が再び眠りが覚め、巨大なウエーブを出し始めていることがある。実際、落ち込みが顕著だった自動車は、生産・販売ともに4月、5月、6月と好調な状況に変わってきているし、それだけ産業用の商品需要が増大しているといえる。そもそも、中国の人口は13億人。日本の10倍以上もいるのである。少子化で国家の衰退時期に来ていると日本と中国とでは、これからも雲泥の差が生じるだろうし、経済的な逆転現象はすでに始まっているといえる。いずれはチャイナ・アズ・1となる日もそう遠くないと考えられ、商品マーケットにおいては、ますます中国の要因が重要な意味を持ってくるものと見られる。
6/24(金)夕方5時よりTOCOMスクエアで公開放送されるマーケットトレンドに生出演することになりました。お時間のあるかたはぜひ。
http://blog.radionikkei.jp/trend/index.php

 2005.05.29

【コモディ・コラム】●積みあがる本・そして本

どうしても読まなくてはならない本、仕事柄必要な本、面白そうだからいつかは読めるだろうと思って購入した本、bbokoffにて100円で買ってきた安い本、などなど、家の中には、買ったものの、まだ読んでいない本だらけである。簡単に本を捨てたり売ったりする人がいるらしいが、昔から、本だけは手放せない。IQが高い頭の良い人なら読んだ本の内容をいつまでも覚えているのだろうが、私のように、IQが10か20しかない人間にとって、頭脳に残らないから、本のままで手元に置いておかなければ…というような本能めいた作用が働いているのかもいれない。最近、友人である国際ジャーナリストの徳本栄一郎氏が「角栄失脚」を出し、買って読んでいるが、それから3カ月もたつというのに、いまだに読み終わっていない。全く我ながら情けない。ところで投資関連の書籍といえば、最も積極的に発売に力を入れているところはパンローリングさんだが、昨年大きな話題となった「カリスマ投資家ラリーウィリアムズによる投資理論、売買手法セミナー」が今年も開催され、盛況だったようだ。この講演の中における、この一言は、玄人と素人の決定的な差である。ラリーウィリアムズ講演論の一節…「プロは弱い基調を買ってくる。しかし大衆は弱い基調だと売り、最高値で買い、最安値で売る」。

 2005.05.22

【コモディ・コラム】●天候相場入り早々から天候リスク意識されて穀物相場が反発

今年のゴールデンウイークは1日だけ雨だったが、他の日は好天続きだった。「今年も夏も暑いんだろうなぁ」…と思わせる暑さ。とにかく最近の東京の夏は暑い。私の自宅がある八王子は更にもっと暑い。去年は炎天下の7月に、ジリジリとした路面を汗をかきかき自転車をこぎ、事務所に帰ってニュースを聞くとインドの気温と同じ暑さだったと聞いて、よけい厚くなったのを覚えている。さて、今年の夏だが、黄金連休が暑かったので、今年も猛暑になると思いきや、気象庁によると、北海道の北でオホーツク海高気圧が発達し、冷たい空気が流れ込むと予想されるため、今年は一転涼しい6月になり、冷夏となる恐れも出てきたとしている。「本当かいな」…と思わせる意外な予報である。さてさて、穀物も天候相場に入ってきた。下げに下げたトウモロコシも天候相場に入ったとたん、反発してきているのは興味深い現象である。やはり穀物の天候期は、気象リスクと天候プレミアムを考慮しないと相場は勝てない。本文でも触れたが、ナショナル・ウェザー・サービスが発表した短期予報によると、ベルト全域で気温が平年以下、降雨量が平年並みから平年以下。週明けに発表される予定である生育進展状況が注目されるところで、発芽率が平年比でさらに遅れるようなら天候リスクが本格的に台頭してくることになりそうだ。

2005.05.21

今週、5/18日に第二回・相場研究会を開催させていただきました。前回より少し人数が少なかったのですが、継続は力なりで、引き続き、商品データの中山さんと、光陽総研の近藤さんを主軸にやってゆきたいと思います。相場研究会なので、これからは、開催ごとにテーマ付けをしながら、やってゆくのが良いと考えています。なお次回の開催は7月8日の午後6:00か6:30の予定です。開催場所は、また追ってお知らせしたいと思います。

2005.03.07

【コモディ・コラム】●原油80ドル説は楽観的見通しだと切り捨てられるのか?

この週末にかけ、国際原油市況は上昇を強め、LDでは北海原油が史上最高値を更新、NYでもWTI期近が再び55ドルを突破、史上最高値値に接近した。複合的な材料が相場を押し上げているが、そのひとつにOPEC事務局長代行の「80ドル到達説」の流布がある。これを、単に、「生産国側の希望的観測に過ぎない」と一蹴してよいものだろうか?いや、「十分、現実な見通し」であると真摯に受け止めるのかでは、大きな違いがあるし、今後の市況見通しにとっても重要なことになるのは疑いの余地がない。個人的には、後者を支持する。米国の好調な石油消費、爆発的に伸びる中国のエネルギー需要、そしてそれに続けとばかり、インド、東南アジア、ブラジル、ロシア、東欧、などなど、市場経済化が進むにつれ、エネルギー需要は比例して増大する。供給は、OPECの動きを見て明らかであるが、既に限界にきている。こうした中、更に、原油からガソリンや灯油に精製する工場も限界にきているわけで、いまや、「八方塞がりの状態」になっているといえる。こうした中、先行きの一段の価格上昇は必死であるといえ、真剣に代替エネルギーを開発してゆかないことには、今度は世界経済が悲鳴を上げるのは間違いない。というか、今の原油の価格上昇は、既に悲鳴が出ているというか、将来のエネルギー不安に対し、警鐘を鳴らしている証左ではないかと思わざるをえないのである。

2005.02.26

2/25 夕方6:30からの第一回・業界懇親パーティは、無事、とどこおりなく終わりました。商品データの中山さん、商品研究所の真鍋さん、そして今回の会をプロデュースされた光陽総研の近藤さん、みなさまお疲れ様でした。それと、多忙の中、駆けつけていただきました皆々さまがたに御礼申し上げます。中には、わざわざ名古屋からお越しいただきました方もおられ、感謝の念に耐えません。「業界の横のつながりを大事にしてゆきましょう」がスローガンの会ですので、次回も、自由・気ままをモットーに、開催できればと思っています。次回は、5月18日(水)の6:30に第二回目を開催させていただく予定です。幹事さんには、今度は、経済ルックの鈴木さんあたりにお願いしたいと思っていますが、いろいろとまだ未定です。個人的には、投資家の方のお話しなども聞きたいので、投資家の方の中で、業界人とパイプをつくりたい…なんて方や、業界外の証券や金融・銀行などの方々などもお越しされたし…という感じです。ただ、私は、かなり疲れました。…最後に、あらためて皆様お疲れ様でした。ただ次回は、もう少し早めに終わらせて、カラオケにでも行きましょう。話しだけでは飽きてしまうので…。

2005.02.21

【コモディ・コラム】●ライブドアのM&A問題と今後

先週、2/17時点で、ライブドアの株価は9日終値の直近高値469円から113円も暴落して356円まで後退、年初来の安値を更新した。一方、ニッポン放送株は買われて続伸、同日の終値は前日より更に150円高くなって6850円まで値上がりした。ライブドアのバックには、大手資本であるM&Aコンサルティングの村上ファンドがついている。とはいえ、たかが一介のITバブル会社が、フジ・グループに戦いを挑むとは、あまりに無謀。最悪のシナリオとしては、自社株・買収株ともに下落の危機に直面し、巨額の損失を被った上、廃業に追い込まれる可能性も出てきている。M&Aは米国では日常茶飯事であるとはいえ、経営権だけによって、フジほどの優良・巨大企業がどうにかなるという事態になるとは考えにくい。話しは変わるが、すぐにもライブドアは楽天に追随して商品業界にも参入してくるだろうとの噂があったが、今回の事件勃発により、不透明感が濃くなってきた。「本当に入ってこれるのか」、「資金面で余裕がなくなっているのではないか」、「つぶされれば四の五の言っていられない」、などなど。うがった見方であるが、どうも、村上氏が、堀江氏に対し、その可能性があることを示唆、資金提供することで、万が一、成功すればしめたもの…との程度で事が始まり、そして抜き差しならない事態になった可能性はある。当然、今回の話しは当初、まずは楽天の三木谷氏にもちかけたと思われるが…。
2005.02.18

【コモディ・コラム】●俳ガス規制も追いつかないほどの地球破壊と温暖化

東京都の石原知事が提唱した排ガス規制、そして今年から本格的に稼動した無鉛ガソリンの導入などで、クリーン・エネルギー化が推し進められている。しかしその一方、中国など巨大市場の台頭により、地球環境はますます悪化、先進国のクリーン・エネルギー化は、焼け石に水…のような感じである。世界をますます覆う俳がス・二酸化炭素の増加により、地球温暖化に拍車がかけられてしまう懸念は払拭できない。なお過去のデータによると、二酸化炭素濃度と平均気温とは、全くの正比例で上昇の傾向にある。ところで、この週末、米航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙研究所は、昨年が1800年代後半以降、最も暖かい年になる可能性があるとの見通しをまとめた。同研究所によると、大気中の温室効果ガス増加などで、過去30年で温度の上昇が急速に進み、昨年の地球全体の平均表面温度は、1951〜80年に比べ0・48度上昇していたという。温室効果により、地球の表面が吸収する太陽エネルギーは、反射される量よりも多くなっているなどから03、04年よりも気温が上昇し、過去最高だった1998年の記録を抜くこともあり得るとした。このように、地球はますます破壊され、その方向に歯止めをかけることが難しい状況だ。この事実に対し、京都議定書では温室効果ガスの排出量を先進国全体で2008年から2012年までに5.2%削減することが約束されたが。それでもまだ足りないことを示唆しているといえる。

2005.02.16

 このたび、商品データの中山さん、商品研究所の真鍋さん、光陽総研の近藤さんらが発起人となり、業界発展のために、横のつながりが出来る場を 持ちましょう…という趣旨の下、「業界の懇親パーティ」を開催します。 ゆくゆくは、アナリストを健全に育成するための 定期的な勉強会に発展させてゆきたいという構想も あります。 ご理解いただける方は、ぜひ、ご参加ください。 費用は割り勘で、会場のほうは、勝手ながら日本橋のほう にさせていただきました。 それと、当日は、領収書もご用意させていただいて おりますので、必要なかたは、お申し出ください。 詳細につきましては案内書をご参照ください。なお今回の催しは業界関係者である取引員、プレス関係者、取引所関係者、協会関係者だけに限定させていただきます。

2005.02.10
「光陰矢のごとし」は昔の名言、今は「光陰電光石火のごとし」である。もう1月もおわり、次に意識が戻ったときには、3月になっていそうである。いやいや、意識が戻らぬまま、2005年が終わっている…ということにもなりかねない状態である。

こまたび「ゴムの基礎知識」(東工取)が完成し、ようやく一段落ついたと思ったら、また別の仕事が舞い込むなど、あせりばかりで涙にくれる日々である。一昔前までは、ネットサーフィンなどで、インターネットを楽しむ余裕も少しはあったが、いまや、パソコンは、ワードとエクセルだけを駆使する毎日。インターネットは情報を取るだけのツールと化している。

業界の動きが急であることは間違いなく、それに合わせて企業の営業方針も見直しが急務となっているわけだが、我々ののようなアナリスト業務に携わる者も、そのうねりの中に、好むと好まざるにかかわらず、巻き込まれていく。まるで、それは渦巻きで、どんどん、海深く押し込まれてゆくかのようでもあるし、逆に天高く、押し上げられてゆくかのようでもある。まさに、現状の業界再編成の動きは、光と影とが同居しているという印象でもあり、自分自身もそれを実感している。

ところで、ちょっとした試みで、最近、「明日の戦略」なるレポートを作成、配信しているのだが、これが、自画自賛ではあるが、よくあたる。最近のガソリン、灯油の値動きなどは、ピタリ、ピタリとあたる。ただ、自分ではガソリン、灯油は売り買いをしないせいもあるかとは思う。また最近のゴム相場なども、驚くほどよくあたる。相場の神様にでもなった気分である。そういえば、テクニカルで有名なI氏も、同じようなことをいっていた。「テクニカル分析はよくあたる」…。とどのつまり、テクニカルでも、ファンダメンタルズでも、相場をあてれば神様になるわけだ。なおこの「明日の戦略レポート」は、一部企業向け、非売品ですのであしからず。

2005.01.08
新年あけましておめでとうございます。

本年も、弊社、泣gーキョー・トレーダー・タイムズは、更なる高みを目指し、優良な情報を提供してゆく所存です。HP上でのコモディニュースでは、情報開示の制約がある関係上、限定的な情報しか配信することはできませんが、引き続き、エッセイを中心とした話題に触れてゆきたいと考えています。

弊社では、現在、業務上での提携をしている先が、通信社1社、商品専門紙5社、為替専門紙1社、実業専門紙1社、投資顧問会社1社、と幅広く展開しております。またさまざまな分野でも広く情報の提供ができる体制にありますが、先行きは更なるパイプつりに精進したいと考えています。商品業界は規模がまだ小さく、我々のようなアナリスト業務を専門とする分野が成長できる範囲は限られてはおりますが、皆様のお力添えをいただき、一層の、暖かき、ご支援、ご鞭撻をいただければ幸いです。

なお当ホームページで自身の研究を発表したい、耳寄りな情報を提供したいという方は、ご意見、ご感想などを含め、メールにてアクセスしてきてください。弊社では、発表や公表を含め、提供された方とコンタクトを取りながら、業界にとってプラスの方向となるよう、新しいコンテンツつくりをしてゆきたいと考えています。また、この2005年からは商取法の改正を含め、業界が大きく変革してゆきそうな雲行きの中、いろいろな「情報を交換する」ということが不可欠になってきていると感じますし、またそのことが各自の身を守る最大の武器だと感じております。弊社では、今後、そのような分野においても前向きに取り組んでゆきたいと考えています。

あらためまして、今年もよろしくお願いいたします。

2004.12.19
 今年2004年も残すところあと2週間である。新しい年、2005年はどんな相場が待っているのだろうか? 値頃買い、物色買いが優勢化し、更にジョージソロスやウォーレンバフェットなども買い建てしていると噂されているコーヒーや粗糖の高騰はまだまだ続くのであろうか? また年後半に大暴落した大豆やトウモロコシ相場の巻き返しはあるのだろうか? あるいはまた10月下旬の高値55ドルから反落に転じている原油価格はこのところ再び上昇傾向となっているが、その直近高値55ドルを再び更新する動きとなるのであろうか? 各商品の値動きの予想は難しさを増しながらも、面白みが増してきた。2005年は、業界にとっては、たいへんな変革期でもある。まず年明けには手数料自由化が開幕となる。既に株式市場では9910月に完全自由化となっているが、それから遅れること約5年、商取業界にも手数料自由化の波にさらされることとなる。この手数料自由化を巡って、業界内では喧々諤々の議論がこれまでも交わされてきたが、大手にとってはプラス要因、中堅にとってはマイナスの要因になるとは見られている。ただ逆にいえば、顧客ニーズに応え、十分なサービスができれば、手数料を引き上げてもよいわけで、そのあたりは考え方一つである。投資家にとっても、より、良い取引店を選別することが可能となるわけであり、本当の意味での実力社会・業界に変革する絶好の機会ではないだろうか。【今週のコモディニュース前文より

2004.12.18
東京工業品取引所(東工取)は15日、「東工取が選ぶ今年の商品先物市場の十大ニ ュース」を、次の通り発表した。
 1位:改正商品取引所法が成立
 2位:新清算会社(日本商品清算機構)設立
 3位:東工取設立20周年
 4位:ゴム市場の手振り板寄せ立会いが52年の歴史に幕
 5位:委託手数料の完全自由化
 6位:東工取第4代理事長に南学政明氏就任、全商連会長にも
 7位:金先物オプション取引の開始
 8位:東京ゼネラルの違約発生
 9位:海外5取引所とMOU締結。国際問題検討委員会を設置し、国際化の基本的方向が打ち出されるなど国際化が進展
10位:EFP・EFS制度を導入した石油市場が本上場に移行

12.12
 OPEC10日、カイロで開いた臨時総会で、現在日量約100万バレルに上る公式生産枠を超えた生産を来年1月以降、取りやめる「実質減産」で合意した。11月から実施している日量2700万バレル(イラクを除く10カ国)の生産枠を維持した上で超過生産分を削減し、市場への供給量を絞る。原油価格が10月下旬のピーク55ドルから約2割下落し、産油国の間で供給過剰を懸念する声が広がっている。OPECは一段の価格下落を防ぐため、市場への供給量を抑えることにした。今回のOPEC総会で実質減産としたことから、原油市場では再び急伸する動きになるのではないかとの見方が広がったものの、週末10日のNY原油は、OPECの減産決定は需給引き締め効果が少ないとの見方が強まり、逆に急反落した。WTI期近は前日比1.82ドル安の40.71ドル。終値で40ドル台をつけたのは721日以来、約5カ月ぶり。OPECは供給過剰感の台頭で急落している原油相場に歯止めをかけるため、公式生産枠は維持しながらも、生産枠超過分の日量100万バレルの実質減産で合意したが、産油国の増産努力やハリケーン被害を受けた石油精製施設が復旧したことで、世界最大の原油消費国、米国では原油、石油製品の在庫が急回復。中国景気には減速感も強まっており、市場関係者は「供給過剰感の払しょくには不十分」とみられ、逆に、売られる展開となったもの。

12.11
取材をする際、記者クラブに加入していないものは、いわば、つまはじきである。業界関連でも、例えば、日商協、振興協会、穀物取引所、工業品取引所の中にあって、日本商品取引記者クラブや堀留記者クラブ、蛎殻記者クラブなどに加盟していないと、定例記者会見などにもお誘いはないのである。また管轄主務省でも、経済産業省には通産ペンクラブがあるし、農林省には農林記者会がある。どちらも加盟していないことには、主務省主催の会見の場に出ることすら難しい。一般紙でも、警察の指定クラブに入っていない場合、警察が開く事件関連の記者会見に出ることは難しいと聞く。いずれにしても、全ては、記者クラブ経由での情報の配信であり、そこには、管理された情報しか手にすることができない。逆にいえば、記者が踊らされているわけであり、黙っていてもクラブ経由で情報が自ずと入ってくる仕組みになっている。だから、自分で望んで、内部に侵入してまで独自の情報を入手しようとする記者は少なくなっているし、気骨ある新聞記者が少なくなっているのは事実である。また最近の一般紙を見ると、一大キャンペーンを組んで、大掛かりな特集記事や暴露記事などを掲載することはほとんどなくなった。金もマンパワーもかかることで、そこまで骨を折るのはしんどい…というのが本音だろうか。それとともに、情報の質も、当然、落ちてきているのである。【今週のコモディニュース前文より

12.05
中国国営の航空燃料供給大手「中国航空油料集団」の子会社で、シンガポール証券取引所上場の「チャイナ・エビエーション・オイル(CAO)」が経営破綻した。石油のデリバティブ(金融派生商品)取引などで約55000万ドル(約560億円)の損失を出し、1130日、会社更生法に相当する手続きを裁判所に申請した。シンガポールでは1995年の英銀行ベアリングズ以来の大型破綻となった。地元紙ストレーツ・タイムズなどによると、CAOは原油価格が高騰した10月、相場の反落を想定した投機的な取引を重ねたが、実際の相場は一段高となって損失が膨らんだとみられている。エネルギー消費大国・中国の燃料供給態勢に無理があった可能性もあるとされている。国内では、三井物産系が今回の取引や経営破綻に絡んでいるとの推測を呼んでおり、この事件で、石油市場にも影響が出てくる可能性がある。参考までに、今回の問題で、経済紙アジアン・ウォール・ストリート・ジャーナル(AWSJ)によると、三井物産や三井住友銀行、米ゴールドマン・サックスなど複数の企業が11月ごろから、CAOに対し債務の返済を求めていると報道している。

12.04
CRB商品指数は、国際商品全体の動きを示し、その動きは、国際的なインフレ先行指標である。これが先週290ポイントまで上昇し、19814月以来の最高値に達した。原油価格が下落する動きである一方、それに変わって、砂糖やコーヒー価格が上昇の動きを強めていることが原因だ。このCRB高から、引き続き国際商品の相場トレンドは上向きであることが証明された格好である。言いたいことは、この商品高の原因についてである。世界的に低金利が続き、過剰で流動的な資本が行き所を失い、その一部が金を中心とした商品市場に流入していることが理由の一つである。また世界的に著名なヘッジ・ファンドが巨額の資本を商品市場に振り分けている点も大きい。先日、株式市場の専門アナリストと話しをする機会があったが、「株屋さんの間でも、そのことは一般に知られていますよ」と言っていたのに少し驚いた。実際、私が耳にしている情報でも、昨年あたりから、ジョージ・ソロスやジム・ロジャーズ、あるいはビル・ゲイツなどが金や石油の先物買いをしていたが、最近は石油を手仕舞う一方、農産物買いを進めているという。またウォーレン・バフェットも石油買いや石油関連株買いから最近ではコーンやコーヒーを買っていると聞く。コーヒー市場では、ジョージ・ソロスも買い参入しているとの噂だ。いずれも、少し前の石油中心の投資から、農産物を対象とした投資に変わってきている点には注目される。

11.21
株式市場では、事前に株価の変動材料を知っている人には株の売買を禁止している。インサイダー取引である。一方、商品市場では、資力によって強引に相場を上げ下げさせることを抑制するため、建て玉制限を設けている。どちらも、取引に対し、公正さと透明さを持たせるためのものだ。しかし、今の商品マーケットにおけるゴム市場ではどうだ。ファンドと呼ばれる外資系の投資運用会社が相場を力で売り叩いている。総取組が
4万枚にも満たない小さな市場で、この週末には16000枚も売っているとの噂であり、これでは相場が大きく崩れてもしょうがいところである。逆に、このファンドの玉が、一斉に反対売買された場合、当然、相場は急騰に転じると見られるのだが、それも、売り手の胸の内にあるわけで、なんとも予想はできない。一方、手口という意味では、NY原油市場のファンドの買い越しが、ほとんどゼロになってきた。これまで先高と買っていたファンドの手仕舞いが続いていることを示している。しかし買い越しから売り越しへと変化するのであれば、これまでのような相場観にも、微妙な変化が出てくることになりそうだ。売り越しの増大は強気を、買い越しの増大は弱気をもたらすためだ。こうした中、この週末のNY原油は急反発に転じた。相場の色が変わってくる可能性があり、ここは注意深く相場の動きを見守りたい。【今週のコモディニュース前文より

11.01
「原油価格はどこまで上がるのか」…という議論があちらこちらで戦われているが、一部では、「罫線上では過去最高値を更新したので青天井となってしまっているため、上値のメドが立たず、どこまで上げてもおかしくないし、逆に、ここで下がってもおかしくない」とするテクニカル論者がいることは確かだ。実際、今の原油価格は、テクニカルでは見通しは導き出すことはできない。しかし切り口次第では、その方向性を見極めることは意外に容易なときもある。個人的に、原油が天井を打つときは、その自身の価格の高騰が原因となり、世界経済が明らかに悪化したタイミングだと考える。あまりに太ってしまった人が、自らの体重の重さで病気になってしまうのと同じである。つまり、原油高で景気が悪化し、そしてそれが原油の需要を冷え込ませる…という流れである。足元の世界経済を見ると、米株価が1万ドルの大台割れとなり、欧州株も日本株も下落傾向に入ってきた。またOECDの景気先行指数も減速を示している。このような状況からすると、そろそろ原油需要が落ち込む入り口に入ってきたと見るのが妥当だ。中国でもガソリンのスタンド販売が一部で停止されており、オイル・ショックの状態だと伝えられている。このようなことからすると、少なくとも、需給のバランスの緊張が以前ほどではないと見ることができる。ただし、顕著に原油が下落するのか?…との点になると、それもまた疑問ではある…。

10.24
大豆相場が急騰すると見ていたのだが、なかなか上がらない。逆に、それだけ需給の悪さに対する相場の織り込みが完全ではない…ということなのであろうか? ただ、ゆっくりとではあろうが、下値を切り上げる展開になりそうだとの予感は強く持っている。少し説明を加えるが、大豆が急伸すると見たのは、二つの情報からだ。一つは、買い付けを控えていた中国が、
FOB条件のキャッシュ・ベースで船積み契約を進めているという情報が現物商の方から聞いたこと。二つ目は、例のウォーレン・バフェットが大豆の買いを進めているとの話しが出てきたため。これだけデカイ情報が出てきた場合、相場は色を変えることが往々にしてあるが、今回の場合、それがありなのか、ないのか、まだ今の段階ではなんとも断定しにくい部分はある。さて、大豆にしても、その他の素材銘柄においても、その先行きの値動きのポイントとなってくるのは中国の動きである。このままオリンピックの開催年まで拡大経済が続くのか、それともリセッションに入ってしまうのか…である。少なくとも、自動車に関しては、作りすぎによる在庫増、安売りセール続出、ガソリン販売の休止などから、伸びに期待はできない。これまでの拡大経済を牽引してきた車がダメだということは、少なくとも、原油価格の高騰に歯止めがかかるまでは、調整の場面に入ると見るのが妥当のように見られる。【今週のコモディニュース前文より】

10.19
◇米ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府との共同出資で、原油などの先物取引所を近い将来、ドバイに設ける方向で準備を進めている。両者は、取引所の共同開設に関する覚書を既に交わした。新取引所の名称は「ドバイ・マーカンタイル取引所(DME)」。立会場と決済機能を備え、中東地域の若者がデリバティブ(金融派生商品)取引時代に市場を運営するための人材養成施設設置を検討。NYMEXでの研修機会も設ける方向。取引対象は原油、天然ガス、電力、アルミニウム、貴金属など。 10.16
◇15
日のNY原油は3日続伸。WTI期近は一時、55.00ドルと初めて55ドル台を付けて、取引中の史上最高値を更新した。終値は前日比017ドル高の5493ドルで、終値としての最高値も2日続けて更新した。原油相場は、9月27日に初めて50ドルを突破した後も上昇ペースが衰えず、3週間足らずで新たな節目となる55ドル台を付けた。15日の終値は年初(3378ドル)より、626%も高い。歯止めのかからない原油高騰が世界経済に悪影響を及ぼす懸念が一段と強まっている。上昇の原因は、下記のとおり、暖房油の在庫が一段と落ち込み、ヒーティングオイル相場が急伸していることから、その製品高が原油市況にも飛び火した格好である。
◇米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計(108日までの週)で、ヒーティングオイル(暖房油)在庫が再び減少し、昨年を11%下回る水準に落ち込んだ。北半球で需要が高まる冬を控えた在庫の減少で、ヒーティングオイル先物が急伸し最高値を更新した。108日までの週のヒーティングオイル在庫は、前週から120万バレル減少して5000万バレルとなった。これを受け、NYヒーティングオイル期近は1.55ドルの最高値を付けた。これは昨年の同時期から77%も高い水準。EIAの統計では、原油の在庫が420万バレル増えたが材料視されていない。エネルギー・アナリストの見解では、原油在庫の増加も今の市場を冷やすのには十分でない、との見方を示した。戦略備蓄を含まない原油在庫は、前年を1030万バレル下回っている。
一方、アフリカ西部ナイジェリアからの報道によると、同国最大の商業組合連合ナイジェリア労働議会は14日、ガソリン代の値上がりに抗議して実施したゼネストを予定通り4日間で終了した。だが組合側は、値上がりに対して政府が真剣に対応しない場合、2週間後に再びゼネストを行う可能性を示唆している。ナイジェリアは世界第7位の石油輸出国だが、同組合も国際石油資本も、ゼネストによる石油生産への影響はほとんどないと説明している。ナイジェリア政府は昨年、燃料への政府補助金を削減、ガソリン代が値上がりして、国民から強い不満の声が出ている。
中国税関が発表したデータによれば、8月の原油輸入量は930万トンとなり、前年同月比37.4%増。今年18月では7996万トンとなり、前年同期比39.2%増。7月の輸入量は960万トン、前年同月比40.7%増。これと比べて、8月の輸入量は30トン少なく、伸び幅も3ポイントほど落ち込んだことになる。17月では7060万トン、前年同期比39.5%増。これと比べて、18月の伸び幅はほぼ変わらず。
◇これまで指摘されていたとおり、北米での灯油需要の急増とされにともなうヒーティングオイル相場の急伸、ナイジェリアのゼネスト、そしてメキシコ湾沿岸の石油設備の復旧遅れ、ロシア・ユーコスの潜在的な供給不安要因といった一連の供給サイドの問題が解決されておらず、需給の逼迫感はまだ当面も続くことになりそうだ。その一方、急増する中国の原油需要。まだまだ、今の価格水準ではおさまりそうにない。ただ唯一、安値から買い仕込んでいたウォーレン・バフェットが、徐々に買い玉のポジション調整に入ってきているとの未確認情報が出始めているのは、要警戒か。

 10.3
先週はイチローの記録更新の話題に触れたが、昨日2日にはメジャーリーグ記録を更新、今日、日曜日はその記録を260まで伸ばした。松井は松井で、年間ホームランを30本台に乗せると同時に、所属のヤンキース地区優勝を決めた。今、野球の話題といえば、日本でも米国へと向いており、日本での合併ゴタゴタ劇には、もう、うんざりという感じである。個人的には、楽天やらライブドアの参入など、あまり興味もなくなっている。メジャーリーグが終われば、次は、ワールドカップに向けた予選を含め、サッカーである。…私がそうだからといって、勿論、皆がそうであるとは限らないだろうが、けっこう、興味のある部分という意味では、同じ思いなのではなかろうか。さて、商品マーケットにおいて、最も興味の引く銘柄は、いうまでもなく、ガソリンと灯油である。しかし最近の荒っぽい値動きで、相場感などというものは、もはや通用せず、そこにあるのは、博打場である。見通しは当たっていても、一日の値動きが荒すぎて、玉を仕掛けれたタイミングですぐに予想外に儲かったり、逆に、大やられしたりする。だから、私などは、一度もガソリンと灯油に関しては、あまりやらない。一昔前、白金やパラジウムが、今のガソリンや灯油などと同じように、値動きが荒っぽく、仕掛けにくい代表的な銘柄であったのだが、それより、今の石油製品のほうがひどいと考えてしまう。【今週のコモディニュース前文より】

9.26
米デイリーニュースの24日付けに、イチローが樹齢84年の巨木を素手で倒そうとしている漫画が掲載された。「あんなやせっぽちが巨木を倒そうとしているぜ」「冗談いうなよ」「しかし、とんでもないことが始まったな」。いよいよイチローが年間最多安打記録が目前に迫ってきた。そして今日24日も2安打。今期通算は249本。大記録まで残り8本である。地区リーグでは最下位のマリナーズも、このイチローの記録達成を見に、客席は連日の大入りである。残り試合はまだ9あるため、記録更新は、十分に期待できるところである。ところで、商品相場も同じく記録となりそうな銘柄がある。原油である。24日は終値で過去最高値を更新し、夢の50ドル台乗せは、かなり現実味を帯びてきたといえる。高値は既に打っており、今の相場は2番天井だとする声もあったが、この50ドルは一つの通過点にすぎず、今の相場が、ようやく大勢2段上げの波動となってきているとの見方もできる。今後、60ドルか70ドルまで上げ、その後いったん修正局面に入り、それから大勢3段上げ波動に向かってゆくとのシナリオも描ける。この石油の高騰を鞘に収めることができるのは、燃料電池、水素エネルギーなど、新しいエネルギーの急ピッチでの開発しか手立てはなさそうな情勢だ。【今週のコモディニュース前文より】

9.20
巨大なハリケーン「アイバン」は、米各地に深刻な被害をもたらし、ようやく熱帯低気圧に変わって怒りを納めた。なぜ、これほど巨大な台風と竜巻が起こったのかについて、気象学者は分析を進めているが、どうやら、地球温暖化に原因を置くらしい。はっきりいえることは、世界人口が増えて、地球資源が加速度的に食い荒らされ、また地球環境もますます悪化する中にあって、地球が怒り狂っているということだ。貿易風の方向や勢いが歪になり、また気温が不適正となれば、気象がおかしくなるのは当然。このたび、国連の人口基金は「世界人口白書」を発表、今年
7月現在の世界人口が637760万人に達したことを明らかにした。更に、2050年の世界人口は約90億人になるという。食物連鎖の頂点に立つ人類が、これだけの規模で増え続ければ、当然、地球の破滅は免れない。いつかは、月や火星などに新しい居住空間を求めなければならないような、そんなSFめいた時代がやってくるとの予想も立つ。そして、基本的な資源や食料の不足と、価格の高騰。今、原油が40ドル台に達し、大豆も一時10ドルを突破する上昇となったが、そんな値段でも、今から10年先は、「そんなに安い時代もあったなぁ」と懐かしく思う時代が来るとも限らない。10年後の原油価格予想を100ドルなどと言うと、今は、人は笑うが、笑ってもいられない時期が来る可能性があることは、考慮しておくべきだろう。
【今週のコモディニュース前文より】

 9.12
◇今日は渓流釣りに行ってきた。場所は山梨県の雲取山付近。近くには、三条の湯で有名な三条の小屋があるところだ。おそらく、渓流をやる方ならば、「ああ、あそこね」とすぐに分かるほど、今では有名なポイントである。今回もテントを張ってキャンプとなったのだが、いやいや、連絡が悪く、ランプがない。灯りは焚き火と懐中電灯である。山の山頂近くとあってか、日が落ちるのは早く、夕方6時にはとっぷりと日が暮れ、あたりは真っ暗である。その中で、灯りがさきほどのとおり、焚き火と懐中電灯だけ。まるでメクラの状態である。私は早々とテントの中で寝てしまったが、他の二人は、真っ暗闇の中、焼酎という友と12時近くまで起きていたらしい。それで、肝心の釣りは、またも坊主。最近は、奈良、長野に続いて3連敗である。しかも、日中は、黄色スズメ蜂の攻撃などもあり、さんざんだった。でも、それでも釣りはやめられない。
◇週末のシカゴ市場は、大豆、トウモロコシともに急落した。しかし大豆はひどい。注目されたUSDA見通しが、事前予想の下限を下回る内容だったのもかかわらず、期近が大きく売られる展開だった。それだけ実勢が良くないということなのであろう。

9.11
この原稿を書いている
9/11は、ちょうど3年前に、NYで同時多発テロが起こった日である。その時刻に家で原稿を書いていて、たまたまスイッチをひねったテレビ映像には、世界貿易センタービルに、飛行機が突っ込むシーンが映っていた。その映像には、現実味がまるでなく、映画の一シーンを見ているかのようだったことを憶えている。あわてて、カラのビデオテープを指し込み、録画したが、今では、その貴重な録画ビデオも、どこかに隠れてしまった。3年という年月は、それだけ長い。しかしテロ事件に巻き込まれた家族や親戚、友人にとっては、まだ3年という月日であろうし、生涯、けっして忘れることのではない特別な日であろうことは想像するに容易だ。先日は、ロシアでもたくさんの子供が犠牲となるテロ事件が発生した。事件当日は、海外にいて、テレビ報道は英語だったから明確な内容はつかめなかったが、終日、その事件を扱っていたことが、事件の重大さを物語っていたし、また裸の子供が次々と建物が飛び出してくる映像は、事件の物々しさを語っていた。最近、商品マーケットでは、このような事件に対し、「地政学的リスク」と表現することが多いが、なんとも、血も涙も無い表現であり、またあまりに客観的すぎて、どうしても好きになれない言い回しである。逆に、この地政学的リスクを真面目に語っている人を見ると、その人がバカに見えたりする。【今週のコモディニュース前文より】 9.10
◇外務員の方々の多くは、よく遊ぶが、その一方で、勤勉である。だれもが厚みのある人生を謳歌しているように見える。特に付き合いのある40代のH氏とN氏は、典型的なエネルギュシュ・マン。毎日、6時前に起きて、会社には7時台には着いている。土曜日も外電を整理するため、出社している。そのくせ、朝方まで飲んだり、打ったりしている。相場に対しては、常に真摯であり、また価値のある情報も持っている。脱帽である。ただ私ほどではないが、彼らもまたバカである。言うなれば、相場の達人バカという感じだろうか。そうした優秀でバカな彼らが、マーケットの中核を担っている。私にとっては、かけがえのない人たちである。
◇このたび、(財)日本エネルギー経済研究所より、レポートを送っていただいた。作成は総合エネルギー動向分析室長の小山堅氏。このHPにて、このレポートを紹介する。「高騰する原油価格の背景と今後の展望」

8.23
◇一昨日の土曜日、子供を連れて幕張の「大恐竜展」に行って来た。大人にとってはつまらないものでも、子供は目を輝かせ、じっくりと観察していた。今日、元同僚から届いたメールでは、そこに子供と一緒に行って来たという。せっかくの機会だから、行っておいて損はない。それより驚いたのが、東側のブースである。ガンダムなどのキャラ展が開催されていたが、朝の9時から、大行列である。とんでもなく長い列に、圧倒されてしまった。中には、コスプレモドキの方もいたりなど、なんとも、別世界のようだった。
◇一般的に、夏は比較的仕事は暇っぽいようで、時間の進み具合も比較的ゆったりしているが、我々にとっては、年間を通じて最大の難関、最も多忙となる時期である。新聞稼業の場合は、夏の特集号というものがあること、その他でも、さまざまな夏のイベント物などで、いつもより忙しい。世間様の時間とは別な時間の進みで動いている。かくゆう私も、さまざまなイベント物で、パニック状態。少し、頭の冷やすため、またまた、HPなどをいじくっている始末。…でも、この多忙さは今に始まったことではない。新聞社勤めのころのこの時期は、ろくに家にも帰れず、ほぼ一週間は、会社にスシ詰め状態。勿論、会社に寝泊りするところなぞないので、毎夜、記者クラブのソファーがベッド替わりとなっていた。おかげで、記者クラブのソファーは、私の汗の臭いに満たされていたわけだが、東工取の新ビル設立の際に、その思い出のソファーも、処分されてしまった。ちょうど今も、外注の夏の特集号を執筆しているのだが、特集号というと、その汗の臭いのついたソファーが想い出されるのである。


8.22
◇オリンピックも前半戦が終わり、陸上などの後半戦に入ってきた。これまでの日本はゴールドメダル・ラッシュで、特に柔道の活躍が目立った。私も、近所迷惑を顧みず、何度、雄たけびを上げたか分からない。しかし、残念な結果となったものも少なくない。それは、選手自身によるものと、それ以外に原因を置くものとに分かれる。柔道の井上康生選手やテニスの女子ダブルスの杉山愛選手などがそうだったように見受けられる。しかし、その一方、女子サッカーでは、審判の判定により、敗れたとしか言いようが無い。後半の米国の2点目は、どう見てもオフサイド。一人だけならまだしも、2〜3人もがオフサイドに引っかかっていた。それでゴール、惜敗とは、なんとも無念である。
◇マーケットのほうは、この週末、特に目立った動きとなったのが、引き続き原油。終値では安値引けしたものの、高値では50ドルに急接近した。その原油高にビックリして、金も重い腰を上げて急伸、410ドルの心理的な節目・テクニカル・レジスタンスを抜いた。徐々に、経済ファンダメンタルズとしてのインフレ懸念が出始めつつあるように見受けられる。米国では利上げによる景気の腰折れ懸念が強まっているわけで、今後、米連邦準備制度理事会(FRB)が更に利上げして景気悪化をもたらすのなら、スタグフレーションという最悪の事態に陥る懸念すら出てきた。
少なくとも、株買いは、しばらく、見合わせたほうが良いかも知れない。

8.20
しばらく更新していなかったなぁ、と思ったら、1カ月ぶりである。瞬く間に日は過ぎる。お盆で、マーケットも休暇気分ではあるが、相変わらずガソリンと灯油は、買い方と売り方との激しい攻防が続いている。しかし、これ以上の高値を求めて新規で買い建てするのは難しく、またここで新規で売って上にかつがれるのも嫌なので、手も足も出ないとする声が少なく無い。こんなに相場は動いているのに、なかなか新規参入が難しく、またもどかしい。肝心のNY原油の行方だが、相場が上がれば、当然のことながら相場予想もオートマチックに上方修正され、今では、50ドル予想が主流となってきた。しばらく前では、キチガイ扱いされたレベルである。昨日は、あるアナリストの方が、100ドル予想を唱えていたが、これも、今言えば笑われるかもしれないが、将来、評価される予想の一つになる可能性だってある。事実、プラチナ相場だが、NY期近がまだ300ドルの時に、ある商社マンが1000ドル予想を唱えていた。当時は、「なにをバカな」とされていたこの予想も、いざ、現実となると、すばらしく高い評価が下されることになり、逆に、その予想を超えた「予言」は、伝説となる。しかし、その大それた予想というものは、状況分析をしっかりすれば、必然的に導き出されることも往々としてある。ところで今日、駅のホームで電車を待っていたら、向かい風に揺られながら、トンボが飛んでいた。見ると、トンボはトンボでも、オニヤンマである。体長は10センチもあっただろうか。優雅を通り越して、堂々としたものである。

7.19
最近、思うことだが、「食の安全」というが、本当に、なにを食べたら安全なのか、考えてしまう。地球のガン細胞である人間の環境を考えないで進めてきた行為に対するしっぺ返しなのであろう。牛は「狂牛病」、鳥は「鳥インフルエンザ」、豚は、「豚コレラ」、魚は「水銀漬け魚」。安全なのは、豆と葉っぱだけだ。最近、女性では、乳癌に犯される人が急増しているらしいが、これも、食に問題があるのだろう

忙しい日々が続く。情報配信として、最近では、産業新聞商品データゼネックスゴム報知新聞、などなど、かなり増えてきた。日刊、週刊、月刊と、週末も息つく暇がない。当然、ホームページの更新もおざなりとなってしまう。まぁ、コモディニュースは毎週発刊しているので、情報を知りたい方は、そちらのほうで情報取りをしていただきたい。それと、月末31日は、商品相場の経済講演も予定されているので、参加していただければ、最近の商品マーケットの動向がおわかりいただけるのではないかと思います。(参加:無料)

7.7
今日は七夕だ。名の知れたトレーダーN氏が呟いた。「今日は七夕…。 天の川を見上げるのは良いが、相場のヤラレで三途の川だけは 阻止したいところ…」)
◇今日は、ちょっと、石油の情報を…。
◇古い情報だが、石油元売り大手の昭和シェル石油は今週初めの5日、サウジアラビアの国営石油会社「サウジ・アラムコ」が%資本参加すると発表した。昭和シェルの発行済み株式の半分を保有する英蘭系メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルグループが、サウジ側に持ち株の一部を売却する。産油国資本による国内石油会社への出資は初めて。アラムコは、シェルグループに次ぐ第2位株主となる。
◇この情報が流れた後の今日、みずほ証券では、同社の投資判断を「2」から「3」に引き下げた。目標株価を達成したと判断。また、マージン改善幅下方修正による減益と在庫評価損80億円のゼロ化により営業利益を30億円の上方修正をしたという。なんとも皮肉な話しのようにも聞こえるが、商品相場ではよくある「噂で買われ、事実で売られる」のパターンか。
◇さて、石油相場は、再び、あれよあれよという間に上がって、NY期近は40ドル突破門前まで上げてきた。大手石油会社トタルが保有するナイジェリア石油施設において、賃上げや労働環境問題から会社側と組合側が対立し、組合側が「生産停止」を発令したことなどが背景にある。
◇明日入電されるNY原油が一段上げとなり、40ドルを突破する可能性が強まっているが、その一方で、イラクの暫定政府が発令した「国家安全法」に対し、マーケットがどのように受け止めるのかが気になるところだ。この「国家安全法」は、非常事態宣言を発動することができるが、この法整備が、有効か否かという点については、逆に、原油価格の動きが示すようにも思える。

6.27
ここ最近、また、ウイルスメールの数がすごい。毎日、毎日、ドカドカとくる。また昨日、掲載した話だが、恐ろしい新型ウイルスが猛威をふるっている。どうなっているのか。世の中の悪意が、パソコンの上で暴れている感じである)
NY金は、24日の時点で期近が8.1ドル高の403.1ドルとなり、高値では403.7ドルまで上げた。週末の25日には一段上げが期待されたものの、小幅に軟化して終値は0.2ドル安の402.9ドルとなった。
今週は、29日から29日にかけて、FRB(米連邦準備理事会)によるFOMCが開催されることから、マーケットでは、利上げ幅が0.25%にとどまるのか、あるいは0.5%になるのかとの部分を中心に、結果を待ちたいとの心理に包まれているものの、既に、0.5%までの利上げに対し、マーケットは既に折り込まれているものと見られることで、大きな混乱もなく、逆に事実で買われる展開となる可能性もあると見る。
 また、確率としては低いが、万が一、利上げが決定されなかった場合は大変である。市場の憶測が180度変わることになるためだ。しかも、FRBが利上げをしようとする切っ掛けとなった原因の一つである原油高がある程度解消された状況であることからすると、その可能性が全く無いわけではなく、場合によっては、「利上げ見送り→金相場急騰」のリナリオもありえない話しではない。
 別な角度では、ここにきてイラク情勢が一段と混迷の度合いを増している点が地政学的なリスク増による金買いの動きを強めるものと見られる。南部バスラの石油パイプラインが爆破され、石油輸出が停止したことは、まだつい先週初めの話しである。また過激派組織により、韓国の民間人が殺害されたり、あるいはまた暫定政府のアラウィ首相に対し、治安回復のための「非常事態法」を導入すれば、法律策定にかかわる人々を攻撃するとの警告が発せられるなど、一連の不穏な情勢に拍車がかけられている点は重要だ。
 金自身の要因としては、世界最大の産金会社であるニューモントマイニング社が、豪州の大手鉱山会社であるニュークレストを買収する動きにあるとの噂が出ている点も強材料の一つである。買収が実現した場合、フォワード売りされている推定266万オンス(75トン)のショート・ポジションが外されるシナリオが描かれるためだ。この一連の動きが実際となれば、鉱山の売りヘッジ圧が一段と解消されることになるため、金相場には強気が呼び込まれることなるだろう。なお今年4月末現在の豪州のヘッジ売り推定残高は469トン、同じく世界全体では2124トン(前年同期比77トン減)。ヘッジ売りによる鉱山会社の含み損は52億ドルに達している。
【今週のコモディニュースより】
6.27

パスワードやクレジットカード番号など、パソコンに記録された個人情報を外部へ流出させる危険をもつ、悪質な新型コンピューターウイルスが現れた。 インターネット上でウイルスが潜んだホームページを見ただけで感染する。ここ数日で拡大しており、ウイルス対策各社は、早急な対策を呼びかけている。 このウイルスは「スコッブ」「ダウンロード・ジェクト」などと呼ばれ、マイクロソフト社製のプログラムで運営されるホームページに感染。そのページを、同社製のインターネットエクスプローラーというソフトで閲覧すると、ウイルスがパソコンへ送りつけられる。感染しても通常の操作に支障は出ないため、利用者は気付きにくい。 感染したコンピューターからは、ハッカーが個人情報を盗み出すことが可能になる。インターネットセキュリティー会社シマンテック社によると、ある銀行で実際に従業員のパスワードが盗み出され、ハッカーが会社のネットワークに侵入した形跡があるという。 ウイルスは、インターネットエクスプローラーの欠陥を悪用して感染する。マイクロソフト社は、まだ完全な修正ソフトがないため、閲覧ソフトのセキュリティーを「高」に設定するよう推奨している。

6.18
非鉄のニッケルが狂ったような上昇である。この動きに驚いて、その他の銅やアルミも堅調な商状となっている。アルミに関しては、先週は一週間下げどおしで、今週は逆に上げどおしである。また貴金属やゴムも堅調な模様となっているが、一連の産業素材高を牽引しているのは、原油の上昇にあると見られる)
◇米海洋大気局(NOAA)が 17日発表した30日間予報によると、米国西部では、7月の気温が平年を上回る見通 し。五大湖、中西部北部、テキサス南部と東部、ルイジアナでは平年を下回る見込みだとしている。
◇また米地質調査機関の科学者らは 17日発表した報告の中で、米国西部は、500年ぶりの大干ばつになるおそれがある ことを明らかにした。 それによると、「記録的な干ばつとなる可能性は高く、コロラド川は、過去10年間にわたり干ばつ状態にあり、カりフォルニア 南部を含む米国西部では飲料水の供給が減少するだろう」という。

6.17
ようやく寝不足から開放された。仕事絡みもあるが、例の、ジャック・バウワーの「24時間」を立て続けに見続け、ようやく全て見終わったためだ。今、レンタルされているUは、前回の迫力以上。核テロと大統領を取り巻く陰謀で見ているほうも緊張しっぱなし。石油利権のくだりは、今のイラク戦争を揶揄する。しかし、毎日のように4時間見ても、6日間かかるのである。でも、まだまだ見足りない。今、アメリカではVをやっているとのことなので、向こうまで行って、見てこようかしら。とはいえ、英語は分からないし…)
◇金融審議会は昨日、第一部会を開き、高齢者が損失を被るトラブルが相次いでいる「外国為替証拠金取引」について、個人投資家への訪問や電話による勧誘を法律で禁止することを大筋で了承した。勧誘自体を禁ずる厳しい規制は国内初。同部会は、取引業者を登録制とし、証券取引等監視委員会の検査対象とするなど、法規制の具体案を23日にまとめる。これを受けて金融庁は、金融先物取引法の改正案を今秋の臨時国会に提出し、来年7月にも規制を導入したい考え。 
◇来年、2005年からは、既に周知のとおり、商品先物業界においても、証拠金手数料が自由化されることに加え、厳しい取引規制が導入される予定である。「商品取引に関しては、電話勧誘は許されるが、一度、電話勧誘して断られた場合、二度目の勧誘はできない仕組みとなる予定」(業界団体K部長)だという。

6.16
東京工業品取引所では、早川理事が常務に昇格された。ゴム取引所のころからゴム市場の育成に尽力され、貴金属の上場、石油市場の創設と、これまで、工業品取引所の発展にご尽力された方である。またパラジウム事件においても、根気よくその正当性の説明をされ、公設市場の透明性と公正性について、説いてこられた。プロパーからの昇進であり、業界の痛みを理解していただける方が常務になられたということで、業界の期待も大きい。私もゴム業界の中にあって、情報ネットワークなどの分野などでサポートしていただいている。またこれまで企画室長として、早川常務と同じように取引所の発展のためにご尽力されてきた小野里さんも理事に昇格された。頭の切れる方なので、今後、取引所発展のために、一段とその手腕を発揮されることであろう。このような画期的な人事により、これまで、少し遠かった取引所が、身近に感じられる。こう言っては失礼なことだが、早川常務に関しては、どこか、坂本竜馬のような獅子奮迅の体があり、これからも、頑張っていただきたいところである。この場をお借りして、おめでとうございます)
◇今日は、日本エネルギー経済研究所が主催する講演会に行ってきた。同研究所の調査室長が最近の原油市況の上昇の原因を探る研究結果を発表され、また今後の見通しを明らかにした。
◇その後の十勝常務をコーディネーターとするパネルデスカッションでは、新日本石油の常務が、2010年をモデルとした今後の原油需要の伸び具合と、それに伴う需給予想を明らかにした。ずっと話しを聞いて、どうやら、最近の原油市況の堅調な推移は、一過性のものではなく、構造的な問題を抱えていることで、まだなお当面も継続されそうだ…というのが感想である。

6.6
昨日、土曜日、映画「デイアフタトモロー」を観てきた。封切直後とあって、深夜00:05からだというのに、満員。ところでこの映画では、穀物にかかわる天候予報のNOAA(米大洋気象庁)が実際の機関名そのもので出てきたことが信憑性を高めていた。しかし映像のスケールといい、現実の環境汚染による気象危機の実態といい、よく出来た映画であると関心しかりだった)
来週土曜日、パンローリングさんが主催する世界的な投資家ジム・ロジャーズの講演会が開催される。世界的な投資家といえば、なんといってもクォンタム・ファンドを率いるジョージ・ソロスが有名だが、その他にウォーレン・バフェットも世界をまたにかける大手投資家として著名である。その次あたりに有名なのが、今回、来日・講演する予定となっているジム・ロジャーズであり、彼は、世界を旅行しながら投資をする冒険投資家としても有名である。そのジム・ロジャーズが講演するとあって、業界でもかなり注目度は高い。私のところにも招待状が届いた。楽しみである。ところで、アメリカで一番の資産家は、言うに及ばずマイクロ・ソフト社のビル・ゲイツである。そして2番目が先のウォーレン・パフェット。またジョージ・ソロスである。これらの大手投資家が、最近、銀を中心に、金や白金を買っているとの噂がある。ウォーレン・バフットにおいては、中国最大の石油会社であるペシロチャイナ株を買って、株価が急騰している話しはあまりに有名であるし、現在、筆頭株主だとの話しである。こうした投資家の貴金属買いの動きは、今後、彼らが先高と見ていることを証明しているわけだ、予想外の大型の上昇相場になってくる可能性がある。(今週の【コモディニュースのリード】から)

 5.31

オリエントくらぶ6月経済セミナーの開催(新宿住友三角ビル 入場無料)
国際商品の現状についての講演


 5.30
もう来週には6月である。なんとまぁ、日が経つのが早いことか。季節も少しずつ夏に向かっている。気温も高い。ただしなんとも雨の多い5月だったが、今年の梅雨入りは例年よりも早くなりそうな感じであり、このまま五月晴れのないまま入梅に入ってゆくことになりそうだ。天気のせいなのだろうか、あれだけ沸いていた国際商品も、最近は湿り勝ちである)
今年の入ってからのOPEC総会では、その都度、原油価格の高騰を抑制させるために米国など消費国が増産を要請、OPECもその意向を受け、増産の方向で検討をしながら、終わってみれば、逆に減産を決定するなど、まるで、「開けてビックリ玉手箱」の状態だったといえる。そして、それが、足元の40ドル超の原油相場をもたらしたわけだ。事実、アムステルダムで開催された非公式会議でも、増産が決定されるのは間違いないという中、加盟国間では賛否両論が飛び交い、結果的には物別れに終わったわけである。今回、3日開催の総会では、ほぼ増産の方向で加盟国のコンセンサスは得られているようだが、これまでの経緯があるだけに、まだ、不透明感は残る。ただサウジアラビアが強弁な姿勢で増産を支持していることから、今回ばかりは増産を支持せざるをえないと予測される。問題は増産幅だが、150や200万b/dという見方が一般的である一方、制限枠を外し、増産のし放題という案もあるようだ。ただしそうなったとしても、今の時点でも加盟国は闇増産で生産能力一杯まで生産している国も少なくないわけで、本当に生産能力のポテンシャルがあるのはサウジだけに限られているのが実情だ。故に、総会後の注目点は、予定とおり増産するのか、あるいはまたも開けてビックリの据え置きか、それと増産としても、実質的に増産が可能か、といった多岐にわたる部分で重用な要素を内包しているといえる【今週のコモディニュースより抜粋】
26日の毎日新聞の報道によると、世界第2位の商品先物取引所である東京工業品取引所は、28日の通常総会で、任期満了で退任する中沢忠義理事長の後任に南学政明・元中小企業庁長官を選出し、同日付で就任した。南学氏は会見で「石油市場の開設などで出来高はこの6年間で2.6倍に増えた。世界に冠たる取引所として確固たる地位を築きたい」と述べた。

5.17
今日、17日から東京工業品取引所では、金のオプション取引が始まった。今日初日の出来高は、コールが1556枚、プットが1766枚とやや期待外れ。相場の予想だけでも難しいのに、オプションまでは…という感じで受け止めている人も多いのでは)
◇今日の、東工取の石油製品は軒並み急伸した。灯油の6月当限を除き、ガソ リン、灯油、軽油とも、軒並みに上場来高値を更新した。東京原油も同じく最高値を更新した。 先週末のNY原油が41.56ドルの過去最高値を更新したことが原因。ガソリン当限は、原油高、国内精製施設の定期修繕、行楽シーズンの到来などを背景に、1997年7月に上場して以来、初の4万円台に乗せた。
◇しかしNY原油が上がれば上がるほど、先行きの急反落の可能性も強まっているわけで、売り方にとっては、「いつ相場が凋落するのか」に対し、期待感をもって相場を見守っている向きも少なくないはず。昨年のニッケル相場では、ピンの買いで50万、80万儲かった人がいるらしいが、今年の夏場は、石油相場の売りで、ピンで50万、80万儲かる人が出てくる?…。

5.16
日本の取引所と海外の取引所とが互いに連携を取るリンケイジの動きが急である。工業品取引所でも既にニューヨークコメックスなどとリンケイジの動きに先鞭をつける動きであり、今後、一連の動きは加速度的となる可能性が強い。今後は、中国の先物市場とのリンケイジの動きなども強まってくるものと考えられる
◇東京穀物商品取引所(東穀取)とニューヨーク商品取引所(NYBOT:New York Board of Trade)は14日覚書を締結することに合意した。東穀取がホーページ上で明らかにしたニュース・リリースは以下のとおり。
◇東穀取およびNYBOT は、覚書の締結の一環として、今後、両取引所市場の効率性や信頼性及び流動性の向上のために、情報交換及び市場開発を含む、ビジネス機会の開発についてお互いに協力することに道を開きました。また、新規商品の上場研究や、新規商品やサービスに関する研修会や業界リサーチシンポジウムといった教育・マーケッティングプログラムの分野で協力することを計画しています。加えて、両取引所は市場監視及び新規上場商品や取引要綱・取引手法の変更に関する情報を相互に提供することにしました。

5.9
宅急便で、知らない会社から、いきなり、新潟産のお米が届いたのでビックリしたが、どうも、今年の初めに、懸賞で応募したのが当たったものらしい。2000通の応募があり,そのうち、2人だけが当選したそうだ。確か、なんかの標語だったような気がするのだが、記憶はおぼろげであるとにもかくにも、「そんなこともあるのだなぁ…」というのが感想
◇金相場には、弱気なセンチメントが広がっている。最大のマイナス材料はドル高。これまで、ドルの下落がドル建て金の価格そのものの下値を切り上げる要因となっていた上、ドル資産から金などの実物資産へと資本のシフトが見られたわけで、一連の流れが、セーフヘブンとしての金買いの動きをもたらしていたわけだ。しかしここにきての大幅ドル高によって金価格を押し下げるファクターとなってしまっている。更に米国では景気に対する先行きの拡大傾向が好感されて、ここにきて早期利上げ観測が広がっている。これも金買いの動きを鈍らせる要因になるものと見られ、現状の金マーケットは四面楚歌の状況下にあるといって過言ではない。
◇さて、週末に発表された注目の4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数は28万8000人増加し、失業率は5.6%で、前月の5.7%から低下した。エコノミストの事前予想は、非農業部門雇用者数が17万3000人増、失業率5.7%だったことからすると、予想をはるかに超える改善ぶりだったいえ、その動きが更に、ドル買いの動きを誘っているといえるだろう。実際、7日のニューヨーク外国為替市場では、米雇用統計の予想以上の改善に伴う利上げ観測の高まりを背景にドル買いが活発化し、円相場は急落、午後5時現在、前日同時刻比2円45銭円安・ドル高の1ドル=112円15〜25銭で大方の取引を終えた。一時は1ドル=112円50銭まで急落し、8カ月ぶりの円安水準をつけた。
◇そうした一方、金市況にとっての強材料としては、原油高が挙げられる。NY原油期近がついに40ドルまで上昇、イラク戦争時の最高値を抜き、ほぼ13年ぶりの高値をつけたことから、それがコスト・プッシュ高のインフレ懸念を誘っている点は見逃すことができないといえるだろう。実際、米国ではガソリン価格が史上最高値を更新している状況であり、それが金相場にとってはインフレ要因、更に連想買いの要因となってくる可能性がある。
【今週のコモディニュースより】

5.7
中国では、なんとなく休みがかなり多いような気がしてならない。春節ではほぼ一週間休み、5月の始めの週も、まるまる一週間休みである。中国でも日本と同様に、ゴールデンウイークとされているが、国際労働節のことである。西暦の5月1日なので、「五一労働節」「五一」とも言われる。ただし日本が実質3連休であるのに対し、中国は5連休である
◇NY原油の上昇の勢いがますます強い。6日の期近終値は、大幅ドル高で軟化したものの、高値で39.97ドルをつけ、昨年のイラク戦争時の直近最高値39.99ドルに急接近する動きである。
◇ここまで上がると、オイル・ショックのなにものでもない。既に、アメリカや中国のガソリン販売価格は過去最高値を更新しているわけであり、1980年当時の水準を抜いているわけだ。こうなるとエネルギー高が物価高を呼ぶのは必死であり、既に商品相場にあっては、完全にインフレの状態である。これが一般の小売価格などに反映されれば、そこにはインフレ経済が待っているわけで、表現を抑えたにもしても、脱デフレであることは間違いないところである。

 5.5
連休も終わってしまうと早い。結局、なんの実りもなく、ただただ日が経ってしまったかのようだ。海外旅行にでも行ける身分ならよいが、暇も金もなく、連休中でも仕事をしている始末。まったく情けない。でも天気もあまり良くなかったしね…なんて
◇連休中の海外は、ドル安の影響もあって、全般に小幅堅調な商状となる商品に占められた。ただ大勢的なトレンドが、本格的な値崩れとなってきているのか、あるいは再びアップ・トレンドに回帰してゆくのか、そのあたりの判断に難しいところではある。
◇ただ、一つ、確実にいえることは、この場面での大幅下落の原因は、やはり中国の要因にある。中国がリセッション入りする懸念が強まってきたことから、中国需要が減退するとの見方から、大きく水準が訂正されてきていることは疑いの余地がない。
◇中国のリセッショク懸念、バブル崩壊の懸念の理由は二つ。中国の銀行筋が、貸付のリスク管理を強化するとの方針を打ち出したこと、また中国政府がそれまでのような経済成長重視の路線をあらためると発言している点にある。更に、去年に続き、今年も新型肺炎SARSが発生していることなども大きい。
◇ちなみに新型肺炎SARSに関しては、4日、感染の疑いが持たれていた北京の患者3人について感染が確認されたと発表した。これで4月末以降の中国の感染者は北京7人、安徽省2人の計9人となった。

4.30
はっと気がつくと、早、4月が終わり、ゴールデンウイークである。この間、別に気を失っていたわけではないが、さすがにさまざまと仕事を抱えていると、日がたつのが早い。今年は、結局、花見にも行けなかった。…といっている間に、もう、ゴールデン・ウイークである)
◇自分的には、株でも商品でも、情報が全てだと思っている。テクニカルは、その切っ掛けを提供してくれるに過ぎない道具と考えている。情報を知っている者と、知らぬ者とでは雲泥の差があることを、より多くの投資家に知っていただきたい。逆に、知らぬ人は、市場にはやがて見捨てられる。ウオール街の古い諺でも、「Wall Street is made up of three types of investors that is bulls, bears, and asses ウオール街には、3種類の投資家がある。強気と弱気とバカでのろまなロバだ」…情報を持たぬ投資家はロバだと例えている。また、こんなのもある。「Chart reading can't possibily a science チャートを読むことは少しも科学的ではない」…罫線派にはちゃんとした根拠がないということの例えである。いずれにしても、投資をするかぎりは、しっかりと需給を読み、しっかりと情報分析するのが早道ではないかと考えている。

 4.23
元三菱商事の敏腕の非鉄トレーダーだった近藤雅世氏が書かれた「商品先物取引・基礎知識&儲けの方法」が出版され(トレーダー・ショップにて発売)、話題になっているが、最近、氏から一冊謹呈していただいた。さすが、元商社マンとあって、その内容はなかなかするどく商品先物取引について解説されている。このような良書が出されるにつれ、より商品先物取引が身近になれば…と願う次第だ)
◇大豆とトウモロコシの暴落は、昨日のシカゴの下げ止まりで終わったのか?プラチナと銀の急落は、まだこの先もあるのか?原油高はまだまだ続くのか?米国のガソリン価格はこの先も過去最高値を更新するのか?…などなど、足元の国際商品市況は、クエスチョン・マークのついている銘柄に覆われ、先行きの見極めが難しいところである。
◇テクニカルで予想する向きも、当然のことながら、当たっている向きもあり、その反対に、大外れのところもありと、なかなか苦戦を強いられているし、中国の需要拡大論から一辺倒で強気を主張していた強気筋も、この急転直下の暴落は、予想にできなかっただろう。
◇いずれにしても、ドル高が引き金となったファンドの「逃げ出し」が招いた急転直下の暴落だといえるが、はっきりいって、既にオイルショック以来の高値圏まで高騰した商品相場高は、そろそろ終焉を迎える時節に来ているのかもしれない。
◇なぜ、そう言えるのか?それは、最もマーケット規模の小さい市場が、その将来を暗示しているためだ。その一つが非鉄のニッケルである。昨年末まで高騰を極めたLMEニッケルは、今年に入り暴落の一途となり、しかもテクニカルではダブル・トップを形成、再び浮上するチャンスがなくなった。安値でも下値抵抗を破り、もはや、これまで。
◇大豆やトウモロコシなどは農産物だから、この限りではないにしても、ドル安の恩恵で上げていた部分が大きかったことからすると、やはり同じ運命をたどるのでは?との疑問も否定はできない。
◇なお今週に入ってからの上海先物取引所では、銅、アルミ、天然ゴムが大暴落である。

4.14
大リーガーとなった元西部の松井稼頭も登場早々大活躍である。初回、先頭打者ホームランでデビュー。その後も列座する大リーガーの中にあって引けを取らない活躍ぶりである。打撃に立っても、守備についても、ひょうひょうとこなす。とにもかくにも日本人が大リーグで大活躍するさまは、我々日本人にとって、誇りであり、日本の至宝である。確かに、こんな狭い島国で、勝ったの負けたのしているより、よっぽど迫力がある。昔、戦後の日本で、力道山が、カラテチョップを引っさげ、デカイ外人をばったばった倒したのがうけたように、今のアメリカに渡ったサムライ達には、とにもかくにも勇気づけられる】
◇今日というか、昨日の米国市場は、「カメラのさくら屋」状態だった。安さ爆発である。金が大きく下げて、400ドルとび台に入り、トウモロコシが2桁の下げ、コーヒーも急落して期近はついに70¢を割り込んできた。非鉄では、銅が暴落、ニッケルや亜鉛、鉛なども安かった。
◇国際商品安の原因は、ドル安である。これまで、ドル安の恩恵で、貴金属や原油、穀物相場は上げてきた。そのドル安というつっかえ棒が外れたのだから、シナリオ通りに商品は急落を余儀なくされた…という流れである。
◇日銀は、昨年、20兆円の通過介入を行った。今年も1月と2月で10兆円規模の介入を行った。この間だけで、国家予算の3分の1強の規模である。そして、その介入分を米国の債券買いに走ったのである。
◇これまで、米国は膨大な貿易と財政の赤字を抱えていたにもかかわらず、破綻懸念が出てくるどころか、財政にゆとりがあったのは、この日本による債券買いのおかげである。にもかかわらず、その助けてもらっているはずの米国が、日本の通貨介入に対し、「No」と言ったのである。自分で自分の首を絞める…そんな流れである。
◇で、…日本の市場介入が途絶えた途端のドル高。しかし、国際基軸通貨としてのコンセンサスが徐々に薄れる中、ドルは更に暴落する危険性があると警鐘を鳴らす専門家は少なくない。
◇この流れから金に対する信認が高まり、金の本格的な上昇…といったシナリオが描けるのだが、それよりもっとも大きな問題は、やはりドルとユーロとの力関係である。今、中東の原油国では、あまりに安過ぎるドルでの原油取引の決済を嫌い、ユーロ決済にしたいとの意向が強まっている。これが更に強まった場合、いよいよドルの信認はガタ落ちである。
◇一時的にドルが高くなっても、その先に待っているのはドルの暴落である。となると、ドル建ての国際商品の行く末も、その流れの中に投じられてしまうとの見方も否定できないところなのである。

4.8
◇知人から「最近、ほとんど更新していないねぇ」といわれ、思わずドキッ。昨日は、自分へのご褒美にということで、旅行でもと思い立ち、ABロードなどパラパラと…。でも、暇もおカネもないことに気が付いたのは、だいぶたってからでした
◇国連食糧農業機関(FAO)は6日の声明で、2004/05市場年度の世界穀物生産が21億3000万トンとなる見通しを示した。これは前年を2%上回り、過去5年間平均を3%上回る水準。FAOは「食糧展望」報告で、「穀物生産の増加の大半は小麦だが、コメの生産も大幅増加する見通しだ。対照的に、粗粒穀物の生産は小幅減少する可能性がある」とした。

穀物部門データ (全穀物、精米を含む)


国内利用
生産量
(1,000トン)
純貿易
(1,000トン)
自給率
(%)

(1,000トン)
うち
1988/90年
1969/71
1979/81
1988/90
1969/71
1979/81
1988/90
1969/71
1979/81
1988/90
1969/71
1979/81
1988/90
食料(%)
飼料(%)
世界
1129087
1456618
1697512
2144
2600
2625
100
100
99
1124470
1457426<