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「澤上篤人」 の実践投資 の世界 |
●投資で最もかたくやるのであれば現物です。株の場合、言うに及ばず、株の現物、つまり株券を買えば資産となります。また商品の場合では、金や白金などの地金を現物として購入するやり方があります。金地金などの場合、田中貴金属などの地金商の店頭にて購入するのが一般的ですが、東京工業品取引所の先物定期相場に買いを建て、これを当限にて現受けする方法もあります。ちなみに、この場合には最低取引き単位が1キログラムとなっていますが、一般に、店頭で購入するより割安で買い受けることができます。
●資金に余裕があったり、短期間に仕掛ける場合には、レバレッジ効果(少ない投資資金で高い投資効率の得られること)の高いものにターゲットを絞ります。この場合、投資効率が高い一方、その分、リスクも大きく、場合によっては初期の投資資金が全て失われたり、更に追加的な資金が必要となる場合も出てきます。このレバレッジ効果の高いものの代表的なものが「商品先物」であり、投資効率とリスクを考えながら自身の判断で行うことが必要不可欠です。
●投資は、勿論、自分一人で行う場合が一般的ですが、友人達と、あるいは仕事の仲間達などとグループで資金を出し合いながら行うことも一つのやり方です。実際、株を共同で買うことを目的とした投資クラブは現在100近くあります。投資クラブが正式に認められたのが96年7月ですから、今日までの4年間で急速な広がりを見せています。
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●投資クラブの作り方ですが、「民法上の組合」であることから、「規約」が必要となってきます。支援団体などがもっている規約フォーマットを入手し、それに従って作成すればOK。投資クラブをやろうと思った人たちが集い、証券会社に口座をつくり、あとは先の規約を作成して定例会を持てば、もうりっぱな投資クラブの出来上がり。ただし、議事録、株式売買の注文執行状況、財務状況の開示などのルールが必要となってきます。でも、規約までつくったりするのは面倒というのであれば、親しい友人同志で好きに行えば良いだけの話しで、これはこれで立派な投資クラブです。
●さて、投資クラブを設立する際の支援団体として、「日本個人投資家協会」や「投資クラブ運営サービス」などがあります。会員となれば、講演会やシンポジウム、月報等の資料、勉強会などに参加することができます。なお、「日本個人投資家協会」の投資クラブの規約大綱は以下の通りです。
1.全員参加で役割を分担する
2.合議性を基本とし主要事項は決議する
3.メンバーは最大20人までとする
4.原則として毎月、年間10回以上の会合を開く
5.毎月出資し、1回の出資額は10万円以下とする
●いかがでしたか。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ではないですが、「ちょっと不安な初めての投資、みんなでやれば怖くない」といったところが投資クラブの大きな利点であるといえるでしょう。
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